カルシウム
カルシウムは、牛乳やチーズ、ヨーグルト、アイスクリームなどの乳製品や干しエビ、にぼしなどの小魚類、ワカメなどの海草類、小松菜、大豆、豆腐などの野菜類に多く含まれ、これらの4種類を毎日摂取することが大切です。
またカルシウムは骨や歯の主成分であるだけでなく、体の全ての細胞の機能を発揮させるためになくてはならない元素です。
血清中のカルシウム濃度は、常に一定に保たれるよう、ホルモン作用により厳密に調整されています。細胞内外のカルシウム濃度を、実験により比較すると細胞内の濃度は著しく低く、細胞外のカルシウム濃度の1万分の1程度におさえられていることがわかりました。
このように大きな濃度差が生じているためにわずかのカルシウムイオンが細胞質内に入り込んでも濃度は急激に上昇し、その結果多くの細胞内の酵素が作用を発揮し、全体として細胞の働きが開始されることがわかりました。つまりカルシウムは外部からの刺激を細胞内に情報として伝達する働きをもつ物質なのです。
キトサン・カルシウム
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